TAKAKUゼミナールのブログをお読みの皆様、こんにちは。

表の稲垣直剛(いながき なおたか)
です。


8/31の記事「音楽も効く?」の終わりで、「音楽を聴きながら勉強するのはおすすめできないけど、興味深い音楽もある」と書きました。 ⇒ http://takakuzemi.blog.jp/archives/7230989.html

「数日以内に詳細を」と言っておいて、学調の情報にシフトしてしまっていたので、本日「続きは書かないんですか?」というツッコミが入ってしまいました


そこで、今日は「絶対テンポ116」について書きたいと思います。


音楽家だった、故・片岡慎介氏は、家族が病気であったことから、「音を楽しむ」のも音楽なら、「音で楽にする」のも音楽ではないかと思索していた方です。

モーツァルトの音楽や自然の環境音は、脳内で「α波」が出されてリラックス効果があるのはよく知られていることです

では、もっと突き詰めて、人間の身体全体(特にバイオリズム)と音に何か関係はないかというのが片岡氏の研究テーマといえます。


人間の身体(バイオリズム)は、太陽の一日(=24時間)とはわずかにずれており、月の一日(=24.8時間)と一致するそうです。

体内時計は「視交叉上核(しこうさじょうかく)」という部分が司っており、太陽の光の全く当たらないところで長時間過ごすと、日時の感覚が狂ってくるのは広く知られた事実です。

そして、体内時計が乱れると、松果体から出る「メラトニン」や「セロトニン」などのホルモンが極度に減少し、集中力の低下・記憶力の低下・睡眠障害などを引き起こします

視交叉上核

余談ですが、月の引力は潮の満ち引きを作り出します。

海は地球の表面の70%を占めていますが、人間の身体の水分量も全体の70%。

海が影響を受けるのと同じように、人間の身体も月の満ち欠けと連動していると考えてもいいような気がしませんか?

満月に近くなると心理状態が高まり、事故や凶悪犯罪が増えるという統計があるそうです。

妊婦の羊水は海水と組成が似ており、大潮の時は月の引力が最大になるので出産数が有意に増える、という話も多くの方が聞いたことのある説ではないでしょうか。


閑話休題、「絶対テンポ」の話になるのですが、テンポとは西洋音楽における拍の取り方で、1分間(=60秒)で60カウントすることをBPM60といいます。

メトロノームや振り子時計のように、左右に動いて「イチ」「ニィ」で一まとまりとすると、太陽のテンポはBPM60×2=120カウントということになります。


では、月のテンポはというと、24(太陽の一日)÷24.8(月の一日)=0.967

0.967×120(太陽のカウント)≒116カウントなんですね


ちょっとわかりにくいかもしれませんが、つまり、人間の脳の基本リズムとBPM116は相性がいいということです。

具体的には、BPM116の音は脳波と共鳴して、「α2波」という、自然体で集中した時に多く出る脳波の出現を促すようです。


太陽のテンポだと、左脳の働きが高く、右脳は低い状態になります。

しかし、月のテンポだと左脳と右脳がバランスよく同じになります。

しかも、右脳が偏って高くなるわけではなく、バランスよく左脳と右脳が統合して高い数値を出すことが特徴だとか


こうなると、勉強の時にもBPM116の音楽なら聞いてよいのかもしれません。

ただし、インスト(歌詞なし)の曲に限ります。

ノリノリで歌っちゃってたら意味ありませんからね


探してみると、このBPM116の勉強用CDというのは結構な種類が販売されています。

ただし、メトロノームのようなクリック音でも効果はあるとのことですから、無料アプリなどで試してみるのはどうでしょう。


「絶対テンポ」をヘッドフォンで流しながら勉強する。

事前にお父さん、お母さんに宣言してから試してくださいね。

勉強せずに音楽聞いて!」と叱られても責任は取りませんので


ちなみに私も試してみましたが、もともと無音で勉強する派なので、数分で気になって気になって断念しました。

継続して試せそうな塾生がいたら、感想を教えてください。追跡調査をします


ヘッドフォン2