TAKAKUゼミナールのブログをお読みの皆様、こんにちは。

表の稲垣直剛(いながき なおたか)
です。


今日もタイトルで難読漢字を一問。

親子で相談していただいて構いませんよ


では、本日のニュースの時間です。

このブログでも何度か触れていますが、文部科学省は「GIGAスクール構想」として、2023年度までに全国の約900万人の児童・生徒にタブレット端末などを整備する計画でした。

ところが、新型コロナウィルスの影響で約2000億円の補正予算が組まれており、整備が早まります。

全国の1811の自治体への調査で、1804の自治体が今年度中に端末の整備を終えるそうです

名古屋市など7つの自治体では、全ての整備が終わるのは来年度以降になるとのことです

浜松市がこの7つに含まれているのか現時点ではわかりませんが、今年度の補正予算を見る限り、中途半端な形の整備で終わるのではないかと危惧しています ⇒ 
http://takakuzemi.blog.jp/archives/7142420.html



ここで今日の漢字の答えですが、「こまぬく」と読みます。

一般的には「こまねく」で知られていますが、本来の読み(辞書の見出し語)は「こまぬく」です。

集英社の『国語辞典』によれば、「腕組みをする。何も手出しをせずにいる」という意味です。

読みも意味もバッチリだった子はなかなかやりますね



さて、国や地方自治体がオンライン教育のために少しずつ動き出しているニュースを聞くと、必ず耳にするのが


「近いうちに無料で配られるなら、今タブレットを自前で買う必要はないんじゃない?

「学校がオンラインで教えてくれるなら、塾をオンラインにする必要はないんじゃないの?


というもの。

確かに「GIGAスクール構想」については、そういう誤解を招くようなアナウンスがされている場合もありますね。


ただし、残念ながらこれらの意見には大きな間違いがあります。ご説明しましょう。


まず、「GIGAスクール構想」に基づいて整備(配布・貸与)された端末(タブレット)というのは、当然学校の授業のオンライン化のために使用されるのであり、無制限に使えるわけではないということです。

例えば、端末と通信量が紐づけられている(もしくは端末のIDで一括管理されている)場合、学校の授業で使う以外の用途にはロックがかけられるでしょう。

勉強のためのチャンネルであっても、YouTubeを自由に見ることはできませんし、学習用アプリをダウンロードすることも不可能です。

もちろん、月額定額で授業見放題の「スタディ〇プリ」にも使用できませんし、毎日生の英会話ができる「レ〇ジョブ」も契約できません。


つまり、先生が準備した教材を、学校の管理下で学習する以外には、無用の長物だということです


よって、①の「いずれタブレットが配られるなら、今は必要ない」というのは、全く的外れな意見であることがわかっていただけるでしょう。


次に、学校の授業が一部オンライン化されたとしても、先生方は24時間365日生徒のアカウントを監視している訳でも、常に一人ひとりの質問に答えられるわけでもないことを忘れてはなりません。

確かに、この春のコロナ禍のような状況のもとでは、全員がタブレットを持っており、オンラインで授業を進められるというのは非常な強みになると思います。

現在、様々な事情で登校できない生徒にとっても、学習の場を開く大きな機会です。


これに対し、学習塾とは「学校の授業だけでは理解が追い付かない生徒に向けて、特別な補講を提供するサービス」です。それは、補習塾であろうと進学塾であろうと基本的には変わりません。

そして、学校との大きな違いの一つは「一度に見る生徒の数が少ない」ということです。

と言うと、「じゃ、完全個別の塾が一番なのね」という声が聞こえてきそうですが…、まぁ、結論を出すのはもうちょっとお待ちください


一度に見る生徒の数が少ない」というのは、「生徒に発言を促す回数が多い」ということでもあります。

塾の講師は、生徒一人ひとり総合的な学力」「知識の蓄積量」「行動・思考パターンのクセ」などを熟知しています

そして、細かく、一人ひとりのレベルにあった質問をしますし、誤答があっても適宜修正を入れます。(「違う!廊下に立ってろ!」なんて言いませんよ


その正答・誤答に周囲がどう反応するかを注意深く見ることで、一人ひとりの情報がさらに厚みを増しますし、集団全体の視線をどこに持っていけば最善の結果を得られるかが明らかになっていくわけです


ですから、「完全個別」は講師の側に「集団授業の積み重ね」があって初めて成り立つのであり、経験上、大学生(新卒含む)のバイトや根っからの家庭教師では務まらないと言わざるを得ません


わかった気にさせる」だけなら、横につきっきりで、少し詰まったらすぐヒント(限りなく答えに近いヒント)をあげればよいでしょう。

でもそれは、周りの子のレベルに触発され、「間違えたくない・恥をかきたくない」といういい意味でのプレッシャーと戦いながら思考力をフル回転させる勉強とは程遠いものになってしまいます。


もちろん、ある期間・あるレベルまでは、個別で自信を持たせたいという保護者の方の気持ちもわかります。

だからこそ、当塾でも、完全個別や家庭教師を請け負っています。


でも、ベースにあるのは集団授業における同年代の振る舞いや学習深度なんです

個別という選択をするにしても、そこをしっかりご理解いただきたいと思います。


さらに、「デジタルネイティブ」と呼ばれる昨今の子どもたちにとって、紙と鉛筆で黒板を写すより、タブレットとスタイラスペンで「目の前の教材」に触れるほうが親和性が高い


これは「厳然たる事実です。


私も小さな子を持つ親として、電子機器依存症になって欲しいとは思いませんし、何歳になったら携帯電話を与えてもいいのかなんてことで早くも頭を悩ませています

しかし、ほとんどの子は生まれた時からTVの代わりにYouTubeが流れており、紙の絵本の代わりに電子書籍を読んでいる。数字や漢字を覚えるためにPCやタブレットのアプリをフル活用している。親がスマホを触る姿も絶えず見ている。

良い悪いではなく、事実そうした環境で育ってきた世代が、我々と同じ学習方法を採用したところで近い将来行き詰まることは目に見えている。私はそう思います。

なるべくそうしたものから遠ざけて育ててきたつもりですが、我が家の六歳の娘でさえ、自分用
(半年ほど前に与えた私のお古)の
タブレットを難なく使いこなしているのを見ると、「この子が”勉強”を自分たちと同じように捉え、支障なく邁進していくためには何が必要だろう」と考えてしまいます。


そして、その答えが「完全オンライン型集団授業」なのです。


この学習システムを、既に3年半運用してきました。

結果、集団授業のメリットはそのままに


通塾のための送迎や食事の準備という保護者の方の負担

初めての集団に入っていくことに感じる抵抗や恐怖

「(たとえ休憩時間であっても)仲の良い子同士で騒ぐ・遊んでしまう

「(当然のことですが)大きな教室や備品の維持管理にかかる経費が授業料に上乗せされる


といったデメリットを全て払拭することができています。


長くなりましたが、以上が「学校がオンライン教育をおこなっても、塾をオンラインにする必要性」の理由です。



今は少し落ち着きを見せているコロナ騒動ですが、これから秋になり、インフルエンザが流行しだしたら、必ずまた厳戒態勢での自粛生活が来ます

そのころ、中3生は第二回学調を終え、入試への最期の調整期間に入っています。

中1,中2も、例年すごい速さで片付けられてしまう(でも入試には必ず出る)単元を学ぶ頃です。


また休校になった時、オンラインに対応していない塾や中途半端な映像授業でお茶を濁す塾は、どうやって子どもたちを見てあげるのでしょう

中堅規模の塾であれば、普段でも入試当日にインフルエンザで受験できない子が毎年一人は出ます。

その時期にコロナのクラスターなど発生させてしまったら、どう責任を取るのでしょう


国も、塾も、保護者の皆さんも、

手を拱いている」場合ではありません。


今できる備えを、今しておく。

どんなご要望も、ご相談も、気兼ねなくご連絡ください。


Tel:080-4540-1770
Mail:nao08045401770@gmail.com


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