TAKAKUゼミナールのブログをお読みの皆様、こんにちは。

表の稲垣直剛(いながき なおたか)
です。



気長に更新を待つにも限度があるわ! 」というお怒りの声が聞こえてきます。

すみませんとしか言えない…。


言い訳はしません。

というかできません。

今後生徒に「宿題は後回しにしない」 「毎日の継続を大切にしなさい」という資格は私にはありません


その代わりと言っては何ですが、Twitterを始めました(←生徒に強く勧められて)

こちらも頭で考え過ぎて「全然呟かんやないかい」という状況になる未来がうっすら見えていますが、何かを発信していくことを大切にしたいと思ってはいるんです。

「便りの無いのは元気な証拠」 かもしれませんが、大切なお子様をお預かりしている以上、塾の動きや自分の考え方をお伝えすることは一つの責任だと思うので…

実名アカウントですので、よろしければご覧ください。

フォローも歓迎です。



さて、今日のタイトルは全然シャレにならないのですが、最近死にかけた(今も瀕死な)お話です。


8月半ばに高熱・ひどい咳・血痰が一週間ほど続き、「病院大嫌い」を標榜する私もさすがに40.0℃を超えた時点で「これは只事じゃ無い」と危機感を覚えました。(遅い)
 
知人に勧められた内科に発熱外来を予約してGO。

車の中で抗原検査をして、コロナでは無いことを確認してから診察室へ。

血液検査とレントゲン撮影をして、診断待ち。

10分ほどまってから、ちょっと深刻な顔をした(ように見えた)先生とご対面。



先生は唐突に 「肺炎と心不全ですかね」と。



「(ん?肺炎はわかるけど、心不全って何?普通に心臓動いてるよ?)」 と頭の中は疑問符だらけ。

先生が仰るには、臓器の炎症を示すCRPという値が14.7あり、単なる肺炎ではなさそうだということです。(正常値は0.1以下) 

「すぐに大きな病院で精密検査してください」 と言われ、浜松聖隷病院への紹介状を手渡されました。


この時点で「あぁ、本当に只事じゃ無いんだ」 と実感し、同時にお会計の待ち時間にググったわずかな情報をもとに「心不全ってことはいつ逝ってもおかしくないってことだよね?」と少し覚悟さえできてしまいました。(←これが良くない)


付き添ってもらった妻に「聖隷病院行ったら、絶対入院って言われるよね?仕事のこともあるし、明日以降準備できてからじゃダメかな?」と訊くと

紹介日時、"今すぐ"って書いてあるでしょ!!バカなこと言わないの!!」 と叱られました。


なんかね、病院に行ったらそれだけで良くなるはず、みたいな勝手な固定観念と、「心不全なら突然来るだろうから焦ってもどうしようもなくない?」 っていう開き直りがこの時の心境だったわけです。

今になって考えてみたら本当に阿呆ですね 

あれだけシンドい体調の中でまだ病院から逃げようとしていたことを思うと、いよいよ救いようがないなと思います。


 呆れ半分、怒り半分の妻に連れられて、行ってきました浜松聖隷病院。 

 急患扱いで血液検査とCT撮影を終えて、診察待ち。

20分ほど待ってから、ちょっと深刻な顔をした(ように見えた)先生とご対面。(ん?デジャヴだな)



若い男の先生でしたが、「肺炎と結核の疑いが強いです」と。



「(ん?結核?2022年の日本で結核に罹る人いるの?)」とまたしても頭の中は疑問符だらけ。


とりあえず「心不全って聞いたんですけど…」とだけ言うと、「あぁ、心臓は大丈夫ですね。CRPが高過ぎたので他の数値と併せて疑われたんでしょう」 とのお返事。

そのまま怒涛の勢いで「稲垣さんの場合、歩けるのが不思議な状態です。身体、相当エライでしょ。あと10日遅かったら命に関わってましたよ。」と本日2回目の本気のお叱りを受けました。

CTを見せていただくと、片方の肺は炎症で真っ白になっており、所々黒い点のように壊死した部分がありました。

「今、稲垣さんの肺は半分も機能していません。緊急入院していただきます


出たー。


やっぱり入院だー。


「ちなみに結核の疑いが強いので、すぐに完全隔離で個室を準備します


私の意志とは別に、身体の訴えが続々勝訴し話は進んでいきました。


というわけで、「死を覚悟した」出来事から「まだまだ予断をゆるさない状況」までが前編です。

まだ座って作業するのもかなりシンドくて長時間PCを触っていられないので、今回はここまで。

次回は入院生活のあれこれや仕事のお話をしたいと思います。


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