TAKAKUゼミナールのブログをお読みの皆様、こんにちは。
代表の稲垣直剛(いながき なおたか)です。
トップページの写真が令和5年度バージョンに変わりました。
バスケットゴールに入りそうな月の写真ですが、月とゴール・その位置関係が何を表しているのかは各自の想像におまかせします。
年度終わりには何か秘密が明かされるかもしれませんよ。(明かされない確率の方が高いのはご存知の通りですが💦)
昨年「可愛い〜!」 とか「先生の子ども?」と聞かれた写真は今日の写真として貼っておきますね☺️
さて、昨年9月の入院より完全に軸足がTwitter(アカウント名・TAKAKU_ZEMI)にうつっていますが、定期的にご覧いただいている方のためにブログの更新もできるだけ続けていきたいと思っています😅
今回はTwitterの中で私が主に交流しているコミュニティについて書こうと思います。
Twitter開始当初は誰をどうやってフォローしていったらいいか全然わからず「この人面白いな」「この人の考え方はとても勉強になるな」という方々とやりとりしていましたが、だんだん学習塾関係の相互さんが増えていき、塾に関心がある中高生の親世代のフォロワーさんが増えていくという変遷を経てきました。
中でも私が特に深く交流している方々は「不登校のお子さんをお持ちの親御さん」です。
彼ら・彼女らはいい意味で本当に勉強熱心です。
子どもの置かれている状況を正確に把握するため、或いは文科省や学校の姿勢・指示に精通するために日々努力しておられます。
私も不登校の生徒さんの授業依頼をいただくことがありましたので、思春期にありがちな心身の不調に関しては割とたくさんの文献に目を通して勉強してきたつもりですが、Twitterで出会う方々の中には本職の「心理カウンセラー」や「不登校支援員」の方が大勢おられます。
こうした専門の方やその相互さんの持っておられる経験や知識は本当に多岐に及び、学ばせられることばかりです。
一般の方でも、小学生であれば日常生活を楽しむ方法や電子機器の用い方・中高生であれば具体的な診療方針や進路(通信制高校や大学)についての膨大な情報をお持ちです。
全国の(ある場合には国外の)あらゆる地域から集まるSNSならではの収集力だと感心します
ちなみに「不登校」という言葉に違和感や反感を抱かれる方も多く、「学校外学習者」「フリースタイル児童」など多くの呼び方がありますが、この場では否定的な意味ではなく一般的に広く知られている「不登校」という呼び方をさせていただきますのでご了承ください😌(個人的には「ノマド・ステューデント」という呼び方が一番しっくりきます)
閑話休題。
「当塾の理念」カテゴリの記事(https://takakuzemi.blog.jp/archives/6825983.html)でも触れましたが、子どもが学習意欲を失う理由や時期に関しては千差万別です。
それで、躓いたきっかけが解消されていないのに只々学校に行かせることをゴールにするのは何か違うような気がします。
不登校の子どもは、多くの親が感じるほど「怠け者」 でも「無神経」でもありません。
本当は「もっと建設的なことに時間を使いたい」という葛藤を感じており、「このままでいいんだろうか」 という不安や良心の呵責を抱え続けている子がほとんどです。
でもまだ、開かれた世界に在る様々な喜びや希望について知らないので、踏み出すべき一歩の地平が見えない。
だから少しでも自分の既知の世界線と未知の世界線を繋げてくれるYouTubeなどに没頭してしまうのだと思います。
「せめて本を読むとかスポーツに熱中してくれたら…」という声をよく聞きますが、実際にはYouTubeであれ、ゲームであれ、マンガであれ、何かを学ぶツールになる大きな可能性を持っています。
料理や物作りに興味を持ったり、法律や医療に関心を持つきっかけになったり…。
それぞれのコンテンツ自体には今やあらゆるジャンルの話題が含まれています。
でも、「〇〇ばかりして!」とか「なんで〇〇なの?」なんて言われたらどうでしょう。
自分が唯一できること、したいことを全否定されたような気にならないでしょうか。
貴重なコミュニケーションの機会も、自分の現状や将来に目を向ける機会も奪うことになりはしないでしょうか。
ですから、子どもさんの「言葉にはできない疲れや生きにくさ」をまずは受け入れてあげてほしいと思います。
見えない傷や疲労骨折についても思い遣ってあげてほしいと願っています
このように、ひと記事ではとても書き尽くせない思いや学びがありますが、なによりも「不登校を許されない病気のように扱わない」という点だけはTAKAKUゼミナールの理念の一つに加えておきたいと思いこの記事を書きました。
おそらくそれぞれのご家庭の方針(又は個人的見解)があると思いますので、「こういう見方もできるよ」「それは違うと思う」というご意見はありがたく頂戴したいと思います。
メールあるいはTwitterでお気軽にご連絡ください。
もちろん「うちはこうなんだけどどうしたら良いかな?」という質問や「この点に賛成!」というご意見も喜んでお受けいたします😊
最近はLINEのオープンチャットにも参加し始めました。
もう少し雰囲気がわかってきたら、皆さんにも紹介・ご報告したいと思います。
次回は「不登校時の家庭での学習と塾の役割」について書きます。
なかなかの長編になりそうですが、頑張って纏めますのでどうぞご期待ください🙇♂️
TAKAKUゼミナール代表・稲垣直剛
電話・080-4540-1770 (通話無料)
Mail・nao08045401770@gmail.com
代表の稲垣直剛(いながき なおたか)です。
トップページの写真が令和5年度バージョンに変わりました。
バスケットゴールに入りそうな月の写真ですが、月とゴール・その位置関係が何を表しているのかは各自の想像におまかせします。
年度終わりには何か秘密が明かされるかもしれませんよ。(明かされない確率の方が高いのはご存知の通りですが💦)
昨年「可愛い〜!」 とか「先生の子ども?」と聞かれた写真は今日の写真として貼っておきますね☺️
さて、昨年9月の入院より完全に軸足がTwitter(アカウント名・TAKAKU_ZEMI)にうつっていますが、定期的にご覧いただいている方のためにブログの更新もできるだけ続けていきたいと思っています😅
今回はTwitterの中で私が主に交流しているコミュニティについて書こうと思います。
Twitter開始当初は誰をどうやってフォローしていったらいいか全然わからず「この人面白いな」「この人の考え方はとても勉強になるな」という方々とやりとりしていましたが、だんだん学習塾関係の相互さんが増えていき、塾に関心がある中高生の親世代のフォロワーさんが増えていくという変遷を経てきました。
中でも私が特に深く交流している方々は「不登校のお子さんをお持ちの親御さん」です。
彼ら・彼女らはいい意味で本当に勉強熱心です。
子どもの置かれている状況を正確に把握するため、或いは文科省や学校の姿勢・指示に精通するために日々努力しておられます。
私も不登校の生徒さんの授業依頼をいただくことがありましたので、思春期にありがちな心身の不調に関しては割とたくさんの文献に目を通して勉強してきたつもりですが、Twitterで出会う方々の中には本職の「心理カウンセラー」や「不登校支援員」の方が大勢おられます。
こうした専門の方やその相互さんの持っておられる経験や知識は本当に多岐に及び、学ばせられることばかりです。
一般の方でも、小学生であれば日常生活を楽しむ方法や電子機器の用い方・中高生であれば具体的な診療方針や進路(通信制高校や大学)についての膨大な情報をお持ちです。
全国の(ある場合には国外の)あらゆる地域から集まるSNSならではの収集力だと感心します
ちなみに「不登校」という言葉に違和感や反感を抱かれる方も多く、「学校外学習者」「フリースタイル児童」など多くの呼び方がありますが、この場では否定的な意味ではなく一般的に広く知られている「不登校」という呼び方をさせていただきますのでご了承ください😌(個人的には「ノマド・ステューデント」という呼び方が一番しっくりきます)
閑話休題。
「当塾の理念」カテゴリの記事(https://takakuzemi.blog.jp/archives/6825983.html)でも触れましたが、子どもが学習意欲を失う理由や時期に関しては千差万別です。
それで、躓いたきっかけが解消されていないのに只々学校に行かせることをゴールにするのは何か違うような気がします。
不登校の子どもは、多くの親が感じるほど「怠け者」 でも「無神経」でもありません。
本当は「もっと建設的なことに時間を使いたい」という葛藤を感じており、「このままでいいんだろうか」 という不安や良心の呵責を抱え続けている子がほとんどです。
でもまだ、開かれた世界に在る様々な喜びや希望について知らないので、踏み出すべき一歩の地平が見えない。
だから少しでも自分の既知の世界線と未知の世界線を繋げてくれるYouTubeなどに没頭してしまうのだと思います。
「せめて本を読むとかスポーツに熱中してくれたら…」という声をよく聞きますが、実際にはYouTubeであれ、ゲームであれ、マンガであれ、何かを学ぶツールになる大きな可能性を持っています。
料理や物作りに興味を持ったり、法律や医療に関心を持つきっかけになったり…。
それぞれのコンテンツ自体には今やあらゆるジャンルの話題が含まれています。
でも、「〇〇ばかりして!」とか「なんで〇〇なの?」なんて言われたらどうでしょう。
自分が唯一できること、したいことを全否定されたような気にならないでしょうか。
貴重なコミュニケーションの機会も、自分の現状や将来に目を向ける機会も奪うことになりはしないでしょうか。
ですから、子どもさんの「言葉にはできない疲れや生きにくさ」をまずは受け入れてあげてほしいと思います。
見えない傷や疲労骨折についても思い遣ってあげてほしいと願っています
このように、ひと記事ではとても書き尽くせない思いや学びがありますが、なによりも「不登校を許されない病気のように扱わない」という点だけはTAKAKUゼミナールの理念の一つに加えておきたいと思いこの記事を書きました。
おそらくそれぞれのご家庭の方針(又は個人的見解)があると思いますので、「こういう見方もできるよ」「それは違うと思う」というご意見はありがたく頂戴したいと思います。
メールあるいはTwitterでお気軽にご連絡ください。
もちろん「うちはこうなんだけどどうしたら良いかな?」という質問や「この点に賛成!」というご意見も喜んでお受けいたします😊
最近はLINEのオープンチャットにも参加し始めました。
もう少し雰囲気がわかってきたら、皆さんにも紹介・ご報告したいと思います。
次回は「不登校時の家庭での学習と塾の役割」について書きます。
なかなかの長編になりそうですが、頑張って纏めますのでどうぞご期待ください🙇♂️
TAKAKUゼミナール代表・稲垣直剛
電話・080-4540-1770 (通話無料)
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