TAKAKUゼミナールのブログをお読みの皆様、こんにちは。

表の稲垣直剛(いながき なおたか)
です。



公立入試まであと38日となりました。

ついこの前「あと100日」の記事を書いたのがウソのようです。

毎年この時期は身体も気持ちも休まる暇がありません。

が、当の受験生や保護者の皆さんの気持ちを思うと、最後の最後までこちらにできることはやり切りたいという力が湧いてきます


年末から、私立単願生の対策授業来年度の計画で手一杯でした。

「いつまでたっても記事が更新されないんですけど」という体たらくでしたが、ご海容くだされば幸いです

各所のご協力を賜り、ようやく具体案をお知らせできる運びとなりました


【発表!】

来年度より、TAKAKUゼミナールは中区和地山の「英会話Experience」さん(David Martel先生:カナダ出身)とコラボレーションして授業展開していきます



理由はたくさんありますが、最も大きなものとしては

①昨年のコロナ禍による休校の影響

②英語という教科の変化(教科書の大改訂)に対応するため

です。


休校の影響は度々記事にしてきましたが、中学校のみならず小学校でもプリント授業中心の学校が多く、"数学"の基礎となる算数の単元(図形や割合)が全く理解できていないという話を耳にする機会が本当にたくさんありました。

それはそのまま、塾生の弟妹で「塾は中学校に入ってからでいいかな」とか「中学生活に慣れて、二学期くらいの成績を見てからでも」とおっしゃっていた保護者の方が「今すぐにでもなんとかしないとマズい」と考え出したご意見とほぼ同数だと言っても過言ではありません。

英会話Experience」さんは、幼児から大人まで幅広く生徒さんを持っておられますが、やはり小中学校の生徒さんの中で「今すぐにでもなんとかしないと」という空気が広く見られるそうです。


本来、子どもの可能性を伸ばしたり発掘したりする「習い事」に優先順位は無いはずですが、「学校の授業にまともについていけない」…というより「学校が大多数の生徒を置いてきぼりにするスキームを採用した」今、学習塾に通うという選択肢は英会話より上位にきがちです。

ただし、すでにかなり出遅れている子たちが「国語も算数も英語も(理科も社会も…)」などと言い出したら絶対に「二兎を追うものは」のパターンにはまります。

ここは当塾が起ち上げ当初から「理念」にしてきたように、「積み上げ型」の英数に特化して基礎を固めるべきです。

結果、自分の器にあった勉強の質(中身)や方法が身についた子で、「上位校を狙うためにどうしても転塾したい」と言い出す子がいたら、当塾は喜んで背中を押しましょう。(ただし、今年も市立が圏内の塾生はいます。上位校を目指す子には、きちんとそれに見合ったカリキュラムを提供できると考えていますからね


難しいのは「じゃあ、何年生から塾に通うのが妥当なのか」という疑問です。

当塾は講師数(授業のコマ)のキャパシティ上、小5から受け付けていますが、実際にはもう少し早くから「学ぶ」ことの基礎を据えておきたいと思っています。

とはいえ、個人的にはおよそ小3までの子どもにとって最良の教師は親」だという信念もあります。


一緒に本を読む。

漢字の書き取りを一文字ずつ見てあげる。

教え方に頭を悩ませながら、計算ドリルを一緒に進めていく。

家族でアルファベットゲームを楽しむ。


本当に時間のかかることですが、こうしたことを「専門家に任せたほうが…」と片付けてしまうのは、一昔前の「クオリティタイム
(質が高ければ子どもと接する時間は最小限で良いという説)」の考え方と基本的に同じです。

この説に基づいて育てられた世代が有意に学力を下げたのは歴史の事実です。(私には学力だけだったとも思えません)

子どもは、子どもの「考える力」は、"促成栽培"とはいかないのです。

我が家の6歳の娘は、毎日自分で決めた量、漢字の書き取りをし、計算ドリルをし、英単語の書き取りをし、私には到底ついていけないスピードで洋楽の歌詞を覚えてキレイに歌い上げます。(そして一週間に20冊の本を読みます。娘曰く「毎日が楽しい~」だそうです

完全自宅保育を選び、全力で協力してくれている妻(当塾の英語担当)と相談して決めた様々なプランがきちんと実を結んでいくのを見るのは親として最大の喜びです。


とはいえ、全てのご家庭で同じことができるわけではないのも重々承知しています。

特に英語に関しては、こちらが話しかけ、子どもも話し、あらゆる角度から生きた表現がインプットされる環境にいなければ、なかなか「身につく」ところまではいかないでしょう。

しかも、スタートは幼ければ幼いほど良いのですから、専門家の手を借りる必要も生じるというものです。


そこで当塾が「小学校・中学校受験」とは完全に異なったアプローチで子どもの「考える力・感じる力」を刺激し高校受験までの長期的展望(もちろんその後の人生にも活かせれば尚良し)で「英語」という教科を仕上げていく方法として熟慮を重ねたのが「ネイティブ英会話スクールとのコラボレーション」なのです

まぎれもない本物の発音・多彩な表現・日常生活に結び付いた集団の中での活用、を「英会話Experience」さんで。

小5以降は学校の授業進度に合わせた文法の解説・自然な日本語訳・日本人がつまづきやすいポイント(≒テストの頻出ポイント)の攻略、を当塾で。

という狙いです


ちなみに、コラボレーションというからには何か特別感が欲しいですよね。

そ・こ・で

お互いの生徒さんが紹介で入会・入塾に繋がった場合は「相当大幅な割引と、特別価格の料金プラン」をご用意いたしました


普通の学習塾に通うだけではカバーできないところをしっかりケアしつつ、あらゆる年齢のお子さんに最適なクラスをご用意できることを今から楽しみにしています

このコラボレーションを今年3月からスタートさせるにあたって、

1/31(日) 午後1:30から、zoomで「説明会」を開催します。

当日は

・小中学校の英語教育がどう変わるのか、から

・大学入学共通テストではセンター試験とどんな変化があったのか、まで

興味深く掘り下げてみたいと思います。


子どもの英会話教育に関心がある方。

塾選びに迷っておられる方。

とりあえず話だけでも聞いてみようかなと思われた方。

どなたでもご参加いただけます。


関心のある方はzoomの招待メールをお送りしますので、お気軽にご連絡ください。

「説明会」に参加したからと言って、こちらからおって勧誘のご連絡を差し上げることは一切ありません

皆さんとzoomでお会いできるのを楽しみにしています


Tel:080-4540-1770(通話無料) 
Mail:nao08045401770@gmail.com


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